詩のブログ

心のままに

ふりをする

人の声が 蔑む声が聞こえます

誰かが 私の事を言っている 

私は知らなかったふりをする

傷ついていいないふりをする

心の中の涙の雨が 体中を覆っても

その人達と 同じ時間に生きている

私は私 あなたは言いたいことを言えばいい

人を傷つけても 傷つけたことすら気付かず

自分の身に降りかかったら

大声あげて 人に自分はこんな事を言われたのよ

されたのよ と人様に話すのです

私はそんな人達の中で

鎧のような重い鎖をつけて

笑顔をふりまき 何も感じていないふりをする

どんなに 強く見せても

心の中はいつも ぐらぐらと地震のように

揺らいでいるのです